・ダメな女-村上龍
・夏の終わり-瀬戸内寂聴
・風に舞い上がるビニールシート-森絵都
私は本を読むとNotionに記録している。
2023年8月から記録して、累計74冊。こうやってみるとまだまだ読書量が少ないのが分かる。元々本を読むタイプではなかったが、語彙力が無いため本を読んだり、ブログを書いて文章力を高めたいという安直な考えを持っている。
ダメな女
村上龍さんが思う「ダメな女」の定義が記載。過激な表現もあるが、要は「個」を持つ女性が美しく、いい女だと。昔と今の日本は違うという事が記されている。
風に舞い上がるビニールシート
2006年直木賞を受賞した短編集。驚くほど短編毎に色々な「愛」の表現がされている。仕事・好きなことに一生懸命だが、異性と天秤をどうしてもかけられてしまう。どちらかを捨てないと何かは得られない。よく言われることではあるが、この本では100:0ではなく80:20を示している。0にしなくても夢と向き合える。そんなことが分かった素晴らしい作品。
夏の終わり
不倫がどちらも被害者のように考えているが、被っているのは奥さん、思いを寄せる涼太さん。共依存でどちらかが存在しないと死んでしまうのではないか。と思ってはいても、結局は生きられる。思い込みも甚だしい。感傷的になれる作品。
今月は小説メインだ。人の心が読めず、小説を通して理解できるのだろうか。
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